小久保亭 いも庵
徒然おばばか日記。 ―姪っ子は猫である。名前はルチル―
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先日、うちの父が珍しく出張で、一晩家をあけました。ルチルさんが我が家に来てから、うちの家族は外泊をしたことがないので、ルチルさんにとって、これが初めての家族の欠けた夜でした。夜になっても父が帰ってこないので、ルチルさん、なんだかそわそわしていました。じっと玄関の方を見つめたり、父のシャツのにおいを嗅いだり。夜も落ち着いて眠れなかったようで、翌日は、いつもは五時半に起きている早起きルチルさんなのですが、六時過ぎまでおきてきませんでした。やっぱり、いつもいる人がいないと寂しいものなのですかね、猫も。まあ、単に明日の朝、ヨーグルトをくれる人がいないことを心配していただけかもしれませんけどね。(※ルチルさんは、毎朝父からヨーグルトを少し舐めさせてもらっている、贅沢な子なんです)
父の不在でよく眠れなかったせいか、翌日はずいぶんと眠そうでした。
父の不在でよく眠れなかったせいか、翌日はずいぶんと眠そうでした。
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